がん自体のDNAに作用し悪性変化した細胞を自然死させるがん治療最前線

がんの遺伝子治療/CDC6shRNA治療について

CDC6shRNA(がん治療特殊活性タンパク)治療

 

がんの治療といえば、外科手術と抗がん剤による化学療法を組み合わせた方法が一般的です。
今はまだ健康保険の適用外ですが、がんに対する新しい対応策として遺伝子治療も行われるようになりました。

 

CDC6shRNA(がん治療特殊活性タンパク)治療は、がん細胞内にある特定の遺伝子を働かせる酵素を作らせることでがん細胞を自然に消滅させる治療法です。
一般的な外科手術では、がん組織の一部を切り取るだけで悪性変化したDNAを取り除けないため、がんの再発が起こってしまいます。
CDC6shRNA活性複合異形蛋白質は細胞のアポトーシス(自死)を誘発するので、がん細胞の悪性変化したDNAをなくして正常な細胞に戻すことができるのです。
NICE療法とも呼ばれていて、臨床研究ではほとんどの腫瘍が消滅したそうです。

 

 

CDC6shRNA(がん治療特殊活性タンパク)治療の長所と短所

 

治療方法 注射・点滴・カテーテルで薬剤を体内に入れる
長所

薬はがん細胞にだけはたらきかけるので、痛みや副作用がほとんどない
保険適用外のステージの末期がんでも治療できる
年齢制限はない
他の治療方法とも同時に行える

短所

採用している病院が少ない
日本では自由診療扱いのため、治療費用の全額が自己負担になってしまう
すべての種類のがん細胞に効くわけではない

 

保険診療では対応できない難治性のスキルス胃がん・進行性乳がんなどに有効的という研究結果があります。
しかし、使用される薬剤が大規模な臨床試験を経ていないため、まだ発見されていない副作用があるかもしれません。
施術費用と薬剤代が高額になるので、医師のカウンセリングをしっかりと受けてデメリットを納得した上での治療になります。

REIC遺伝子新薬開発の現状

REIC遺伝子を利用したがん治療薬の可能性

 

REIC(レイク)は、岡山大学・泌尿器病態学の公文裕巳教授によって発見されたがん抑制遺伝子です。

 

REIC遺伝子はがん細胞だけを自滅させ、さらにがんに対する免疫を活性化させる働きがあります。
実験では、前立腺腫瘍のあるマウスに対してREIC遺伝子を組み込んだアデノウイルス製剤を注射したところ、がん細胞だけが死滅するという結果が見られました。
他の細胞は攻撃せず悪性中皮腫細胞だけにダメージを与えるので、副作用がほとんどないという画期的な治療法です。
肺がんや前立腺がんなどの治療が難しい固形がんにも効果があるそうです。

 

2014年7月に岡山大学と杏林製薬の産学協同プロジェクトが発足し、国を挙げての遺伝子治療薬開発が進められています。
人体での安全性や実効についての臨床試験が行われた後に、実用化となる見通しです。

がんの治療といえば、外科手術と抗がん剤による化学療法を組み合わせた方法が一般的です。
今はまだ健康保険の適用外ですが、がんに対する新しい対応策として遺伝子治療も行われるようになりました。がんの治療といえば、外科手術と抗がん剤による化学療法を組み合わせた方法が一般的です。
今はまだ健康保険の適用外ですが、がんに対する新しい対応策として遺伝子治療も行われるようになりました。


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